その建物は、まだ静かだ。

雨に打たれ、風に吹かれ、日差しを浴びながら、未来の住人を待っている。

そしていつか、窓を開けて温もりを迎え入れ、笑顔で満ちる日を夢見ている。

今は静かな空間だが、未来の居場所を秘めた場所だ。

困っていた空きは、求められる人へ

私たちがつなぐ。

未来に希望の光を灯すために。

静かだった建物はやがて人々を迎え入れ、沢山の思い出を育てる。

生きた美しい姿の建物は本来の姿を映し出し、オーナーの理想とも重なり合う。

個と空きがであい、希望の光が生まれ、人とまちを明るくする。

それは新しいまちの姿であり、誰もが待ち遠しい未来だ。

きっと、再び息を吹き返す。

つながれ、めぐる物語

私たちは、この空き家、空室の問題に挑む。